最近めっきりブログの更新が減ってしまいました。
僕のサボり癖のせいもありますが、学会の準備(ポスター作製)が一番の理由です。
そのポスター作製も一段落ついたので今日は久しぶりの更新です。
今日は最近テレビを見ていて思った「コメント力」についてです。
数日前の朝の番組ですが、たしかあるアーティストの話題を取り上げていた番組でした。
そのときのその番組の司会者のコメントは
「○○ってだれ!?私知らない!」
話題の中心人物を「知らない」の一言で切り捨てるなんて、正直ありえないコメントだと思います。
結局最後まで、知らないの一点張り。
この人はかなり有名な司会者のはずなんですが、あのときのコメントはいただけない。
次は四ヶ月ほど前のテレビ番組です。
夏の甲子園で駒大苫小牧が夏連覇の偉業を成し遂げたニュースに対する超有名演歌歌手の一言です。
「最近高校野球って面白い!?私昔はよくみてたけど最近全然なんだよね」
結局この人駒大苫小牧の優勝についてはまったく触れずじまい。
自分の話したいことばかりを話すだけ。
超有名演歌歌手という看板を背負っているので、誰も手出しは出来ずといった感じでした。
結局この二人は何を言いたかったのか僕には伝わってきませんでしたが、僕はコメント力に優れた人間ではないので、この二人のコメントのすごさがわからなかっただけかもしれません。
ただすごい不快感をかんじてしまいました。
とまぁ、思いつきでいろいろ書きましたが、「コメント力」という能力は社会で生きていくには非常に不可欠だなと思うわけです。(これまでのは前振り)
思うに、コメント力に長けている人は万人に受け入れられるコメントが出来る人ではないでしょうか!?
そういう観点で言えば上の二人は(あのコメントに関して言えば)コメント力がなかったわけです。
斉藤孝著の「コメント力」はなかなか有名な本ですので、読んだことがある人もいるかもしれません。
僕も半年前に読んでたのですが、どうも僕には合わない本らしく半分読み終わった時点で読むのをやめてしまいました。
その本の中でコメント力とは次のようなポイントを抑えるべきだと紹介されています。
1.整理された切れ味の良い発言
2.流れにくいを打つようなもの
3.言語化しにくい状況を引き受けてくれる
4.基本的に的外れでない事
5.無意味だが面白いコメント
上の二人のコメントと照らし合わせてみましょう。
1→ある意味では整理されていて、かつ切れ味抜群。→○
2→完全に流れにくいを打っています。→○
3→確かに言いにくい事です。→○
4→的外しまくってます→×
5→まったく意味はないが面白くもない(むしろ笑えない)→△
結果、三勝一敗一分け。
やっぱりあの人たちのコメントはコメント力があったからこそ出来るコメントなのかなぁ!?
僕の読解力がなかったからあのコメントのよさがわからなかったようです。